SSブログ

神の子どもたちはみな踊る after the quake(8/8@よみうり大手町ホール) [ライブ&演劇鑑賞記]

この前の木曜日は・・・

resize1748.jpg

「神の子どもたちはみな踊る after the quake」の舞台を観に行ってきました♪

村上春樹さんの小説は欠かさず読んでいて、その中でも「蜂蜜パイ」の短編が大好きです。
今回、「蜂蜜パイ」と同じ短編集の中に入っている「かえるくん、東京を救う」の
ふたつの短編が舞台化されるということで、楽しみにしていました。

「蜂蜜パイ」の方は好きすぎて大体の話を覚えていたのですが、
「かえるくん、東京を救う」は全くと言っていいほど、話を覚えていませんでした(汗)。
でも、舞台を観た後は、なぜか「かえるくん、東京を救う」の話の方が心に残りました。

それは「蜂蜜パイ」は現実にもあり得る話ですが、「かえるくん、東京を救う」は、
帰ったら家の中にかえるくんがいるなど(汗)現実ではちょっとあり得ない話で、
「これは何を意味しているのか?」など、村上さんがよく使う“メタファー”について
色々と考えさせられたからだと思います。

俳優の方々の演技はとても良かったと思いますが、特に、片桐と高槻の二役を演じられた
川口 覚さんの鬼気迫る演技に圧倒されました。

よみうり大手町ホールで初めて観ましたが、木を主体にしたとても美しいホールで、
舞台もそれに合う良質な内容で、足を運んでよかったと思いました。





共通テーマ:演劇

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。