SSブログ

「インセプション」 [映画話]

昨日も、レンタルしたDVDを観ました。M-1を観る前に(汗)。
またネタばれがあるので、ご注意くださいね。


インセプション [DVD]

インセプション [DVD]

  • 出版社/メーカー: ワーナー・ホーム・ビデオ
  • メディア: DVD



序盤から話が複雑で、最後までついていけるかな…とヒヤヒヤしましたが、
なんとかついていくことが出来ました。
・・・と書きましたが、ついていけたのかどうか正直、分からないです。
だって、夢の中で夢を見て、その夢の中でまた夢を見るなんて…頭がこんがらがります(汗)。
なので、この映画は何度も観たら、もっと深い謎に気付くのかもしれないなと思いました。

よく夢の中で、現実とは違うことが起こっていることはありませんか?
例えば、現実ではすごく嫌な人が、夢の中ではいい人だったり・・・また、逆だったり。
夢から覚めて、「なんであの人のこと、こんな風に思ってるんだろう?」
と、疑問になることがあるのですが、この映画を観ると、
それはもしかして、私の夢の中に誰かがインセプションしたのでは・・・!!
…とは思いませんが(汗)、この映画を観ると夢を見ることが前よりも興味深く思えてきました。
ちなみに、ダンナさんは夢の中で「これは、夢やな」と気づくことがあるそうです(汗)。

複雑な内容の映画ですが、前半で夢の階層のシステムを把握できると分かりやすくなり、
後半は時間があっという間に過ぎていく、面白い映画かと思います。
「マトリックス」系が好きな方は、この「インセプション」も好きかも知れませんね。

nice!(4) 
共通テーマ:映画

「孤高のメス」 [映画話]

昨日もレンタルした映画を観ました(ネタばれあります)。


孤高のメス [DVD]

孤高のメス [DVD]

  • 出版社/メーカー: TOEI COMPANY,LTD.(TOE)(D)
  • メディア: DVD



昨今の医療ドラマ&映画は、エンターテイメント色が強いものが多いですが、
この「孤高のメス」は静かで淡々と、しかし真正面から医療の問題を扱っている映画でした。

この映画で印象的だったのは、病院に堤真一さん演じる当麻先生が一人入ったことで、
それまで仕事に生きがいを感じてなかった人が、「当麻先生の力になりたい」という一心で
仕事の能力を上げ、自分自身の気持ちまでも前向きに変えていくところでした。

堤真一さん演じる当麻先生は、素晴らしい腕を持っているのですが決して奢ることがありません。
そして、いつも外科手術の時にかける音楽は「都はるみの演歌」。
それは、外科手術も演歌の世界も、耐えて耐えてこつこつとやるべきことをやる所が似てるから。
天才外科医でありながらも高慢にならず、目の前にある自分に出来ることに全力を尽くす・・・
その姿を見て、傍にいるナースも医者もおのずと意識が変わっていったのだと思いました。

現代医療の問題も考えさせられましたが、この映画を見て仕事に対する姿勢を深く学びました。
地味ながらも骨太で、観て良かったと思える作品でした。

nice!(7) 
共通テーマ:映画

かもめ食堂 [映画話]

昨日は、ずっと観たかった「かもめ食堂」の映画を観ました(ネタばれあります)。


かもめ食堂 [DVD]

かもめ食堂 [DVD]

  • 出版社/メーカー: バップ
  • メディア: DVD



フィンランドで日本料理の食堂(といっても、コーヒーも出るしシナモンロールもある)を経営している
サチエ(小林聡美)とそれを取り巻く人たちのお話です。
その主人公、サチエの一つ一つの仕草や会話が本当に自然で・・・とても素敵でした。

印象的だったシーンは、ひょんなことから食堂を手伝ってくれているミドリ(片桐はいり)が、
ふとした時に、「もし、私が日本に帰ることになったら、サチエさん悲しみます?」と聞きます。
多分、ミドリは「そりゃあ、悲しみますよ」という答えを待っていたと思うのですが、
サチエは「どうでしょうね・・・ずっとこのままではいられないですし」と、結構きっぱりと答えます。
ここにサチエの生き方が表れているなぁと思いました。
人間関係って深くなると離れづらいですし、悪く言えばなぁなぁの関係にもなりがちですよね。
いい時期があってもそれがいつまで続くかは分からない、人それぞれの生き方を尊重する・・・
仏教で「無常観(永遠不変なものはない)」がありますが、その精神をサチエから感じました。
サチエはずっと合気道をやっているので、そういったところから養われたのかも知れませんね。


シネマ食堂

シネマ食堂

  • 作者: 飯島奈美
  • 出版社/メーカー: 朝日新聞出版
  • 発売日: 2009/09/04
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)


それにしても、かもめ食堂で出されるお料理の美味しそうなこと!!
「南極料理人」もそうでしたが、フードスタイリストの飯島奈美さんが手掛けるお料理は、
本当に美味しそうなにおいや湯気がスクリーンやテレビの画面から伝わってきます。
なので、ご飯前にみるとお腹がグーグー鳴りますので要注意です(´ω`;)。

nice!(5) 
共通テーマ:映画

「武士の家計簿」試写会 [映画話]

昨日は、「武士の家計簿」の試写会に行ってきました。
まだ公開前でネタばれもありますので、これから観られる方はご注意くださいね。

bushi.jpg

試写会はめったに応募しないのですが(15年前くらいに応募したきり…汗)、
「武士の家計簿」はずっと前から観てみたかったので応募してみました。
あっさり当選したので「試写会ってけっこう当たるものなんだなぁ」と思っていたら、
200組400人の席に1万人以上の応募があったそうです(大汗)。
当たったのは、ラッキーだったんですね(恐縮)。
ラッキーと言えば、この日は森田芳光監督と主演の堺雅人さんの舞台挨拶もありました。
色々と、20分くらいかな?撮影の裏話を教えてくれました。

・堺さんはそろばんが使えなかったので、珠算界のトップクラスの方に短期間で教えてもらった。
 →でも、あんまりそろばんを弾いているシーンはじっくりは観ないでほしいとのこと(汗)。
・撮影が年末だったので、その合間を縫って紅白の司会をしている仲間さんをテレビで観ていて、
 「うちの妻が・・・なんと誇らしい」と思っていた(汗)。
・森田監督に「冬の撮影で極寒でしたが、南極に比べたら全然ですよね(南極料理人の映画のこと)」
 と振られ、堺さん「いやぁ~、和服はきついです。寒すぎます」。
・森田監督から「堺さんはドラフトでいうところの、大学卒みたいな俳優さん。即戦力で頭が切れる」。
 堺さんは早稲田、父役の中村雅俊さんは慶応で「早慶戦だね」と言われていました。

堺さんは、なぜかずっとマイクをがっしりと両手で持ってたのが印象的でした(汗)。
あと、芸能人芸能人してなくて、いい意味で(?)オーラがなかったです(親戚のお兄さんぽい、汗)。
でも、以前、生で観た「蛮幽鬼」の舞台ではすごいオーラを放っていたので、
やはり演技をするとガラッと変わってしまう俳優さんなんだなぁと実感しました。


bushi1.jpg

堺さんが主人公、猪山直之のことを「かっこいい男です」と舞台挨拶で言われたのですが、
序盤は、数字に細かくて融通が効かない姿に、今いち直之の良さが分からなかったのですが、
観ていくうちにどんどんその意味が分かってきました。
周りの目や体裁を気にするよりも、将来のことを考えて家族を守ることを最優先する、
倹約家だけどここぞという時はお金を使う、子供に小さな時から自分で考える癖を教える等々、
幕末の頃の話なのですが、現代でも十分ヒントになることがいっぱい詰まった映画でした。
あと、武士が主人公の映画で、刀を抜かないというのも新鮮でした(その分、そろばんが大活躍)。
クスクスと笑える場面あり、じんわりと心が温かくなるシーンあり・・・
「武士の家計簿」は、あらゆる年代の方におススメできる映画かと思います。

nice!(3) 
共通テーマ:映画

アイアンマン2 [映画話]

昨日も、レンタルしたDVDを観ました。またネタばれがありますのでご注意ください。


アイアンマン2 スペシャル・コレクターズ・エディション [DVD]

アイアンマン2 スペシャル・コレクターズ・エディション [DVD]

  • 出版社/メーカー: パラマウント ホーム エンタテインメント ジャパン
  • メディア: DVD



以前、「アイアンマン1」を観て面白かったので、
今では毎週アニマックスチャンネルで放送しているアニメ「アイアンマン」も観ています(汗)。
アニメ版は日本が舞台です。ご興味のある方はどうぞ→http://www.animax.co.jp/marvelanime/

前回の「アイアンマン1」では、最後に「私がアイアンマンだ」とトニーが世間に公表しました。
今回の「アイアンマン2」は、その後の話。
アメリカ中に「トニースターク=アイアンマン」と知れ渡り、英雄視された反面、
それを良からぬと思う者、憎いと思う者が出てきます。
また、アイアンマンになったおかげで身体に大変な負荷がかかり、
だんだんと生命の危機がトニーに襲いかかります。
余命いくばくもないと悟ったトニーは、半ば自暴自棄になってお酒を飲んでぐでんぐでんになります。
この姿こそが、今までになかったヒーローで、とっても人間的で親近感を持てるんです。
亡くなった父の誤解が解けるところも、じんわりと心が温まる良いシーンでした。

前回は、トニー役のロバートダウニーJr.を久しぶりに観て、「こんなにムキムキだったっけ?」
とビックリしましたが、今回はハマー役のミッキー・ロークの変わりようにビックリしました。
ミッキー・ロークって、昔はけっこうセクシー系で売っていたような気がするのですが・・・
今回は、ロシア生まれの天才科学者役で、とっても不気味でしかもワイルドな風貌で、
敵役にぴったりでした(かなり役作りしたと思われます)。

1と同様、今回も長ーいエンドロールの後にまた映像があり、3への期待を持たせてくれます。
トニースタークのキャラが大好きなので、また「アイアンマン3」を心待ちにしたいと思います。


nice!(2) 
共通テーマ:映画

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。